乙四受けた話
というわけで
乙四(乙種第四類危険物取扱者)の試験受けてきたので軽い記録です。
手始めに
参考書、問題集自体は中2の頃に血迷って買ったやつがあったのでソレを使いました。
先ず手始めに、問題を解いてみないと感覚も何もつかめないので問題集(8回分の模試形式)を1回分解きました。
7/15
— 𝖘𝕲𝖞𝖆 (@sGya_youtoo) 2018年11月16日
8/10
4/10
物化以外のとこ6割余裕で切っとるやんけ
勿論合格ラインには全然達してないんですけどね(それはそう)。
~4/6:対策
手始めの段階で物化のところは既有知識でほぼ十分であること、法令関連が辛いことが見えてきました。
ので、対策は基本的に法令関連、後は乙種第四類危険物の性質周辺を中心に勉強して、物化は軽く流す+あまり知らない燃焼関連を抑えることにしました。まぁ順当ですね。
とはいえ、sGya_youtooは単なる暗記が好きではないということが一般に知られているので、どうしたものか、という話になるのですが。
結局、法令関連は参考書を頭から1/3程度真面目に読んだところでキレイに飽きたので、後は演習とその復習で何とかすることにしました。本腰入ったのは4月に入ってから(試験は4/6)。
サイクルとしては、
- 問題集を1回分セットで解く(見直しは基本無し)
- 答え合わせ
- 誤答及び解いてる最中に迷った箇所を問題集の解答と参考書で二重にチェック
になります。これまた順当な感じですね。見直し無しなのは、単に面倒だから(面倒な手順を入れると続かなくなる)ってのもありますけど、本番で見直しするとは言えかなり「最初の解答」に引っ張られる部分があるのでそこで真剣に当てに行くノリを保つためでもあります。
これを、問題集(8回分)と参考書巻末模試(2回分)、最後に公式の出してる過去問(1回分)の計11回分やりました。こう見ると多く見えはしますが、1回分が20分かからない程度の量なので全然大したことありません。
消防法の視点での試験で、物質の分類も毒性云々ではなく「燃えやすいか」がメインなので、「へ~コレがアレと同じ分類なのかぁ」ってなったりしたのは新鮮でした。
4/6:受験・結果
試験慣れという観点で言えば、高校の頃から色々模試なり定期試験なりを受けてきたので十分慣れきっていましたが、それでもあらゆる年代層の方が一緒に受ける試験ってのはコレが始めてな気がしますね。今までは同年代しか居ない試験ばかりだったので。
試験前の説明は、大学受験模試とかと違って緩めな印象でした。
30分もあれば余裕も余裕で終わる試験内容なのに「試験時間2時間」ってのにビビってたんですけど、ちゃんと当日は途中退出の案内もあって当然途中退出してきました(見直し入れて40分弱)。周りも結構途中退出してましたね(私より早く出てた人も多かった)。
途中退出可だったので当然出てきた
— 𝖘𝕲𝖞𝖆 (@sGya_youtoo) 2019年4月6日
丁寧目にやって18分で一周、見直しも全部解き直すノリでそのぐらいはかけた
東京会場だと即日結果発表なのですが、それが大体試験終了後1時間経過した辺りなので途中退出しようがしまいが時間潰しの方策考えときたいですね。私は家がそんなに離れてなかったので一旦帰りました。
因みに、会場の建物はとてもじゃないですけど時間潰せるような感じではないので、近くの笹塚駅辺りが狙い目かなぁと。
テッシュや飲み物などは空席(三人がけ長テーブルの両端使うので真ん中は空く)の椅子の上に置いとくようにって指示でした。使用は任意だけど机の上に置いてはいけないらしいです。
で、結果ですが。
流石に受かりました。受験料の4500円無駄にならずに済んで良かったですね。
(因みに、ここから免状交付に少なくとも2900円かかるみたいですヒエッ(まぁしょうがない))
4/11~:結果送付・免状交付申請
試験結果通知と免状交付申請書が試験センターから送付されます。通知書の段階で初めて、自分の正答率を知ることが出来ます。
練習で模試をやってた頃よりかなり良い成績でした。当たりセット引きましたねこれは。
ハガキ形式でコレが届くので、必要事項を記入の上郵送or直接窓口へ行って免状交付申請をします。私は窓口へ行くことにしました。
窓口で必要書類(とはいっても、既得免状等無ければ結果通知ハガキだけですが)を提出して数分間手続きをし、手数料2900円を支払ったら完了です。
5/24~:免状交付
免状を郵送にしちゃうと余計な料金が掛かってしまうのと、交付場所が駒場から徒歩圏内だったので私は窓口交付にしました。
窓口に出向いて、結果通知ハガキを提示したら免状を受け取れます。
はい、これで全て手続きは終了ですね。お疲れ様でした。
甲種危険物取扱者
乙四は受験資格が何もないんですけど、甲種だと受験資格が必要になります。幾つかやり方は有るのですが、ココでは大学等での取得単位から見ていこうと思います。
コレは、「大学等において化学に関する授業科目を15単位以上修得した者」の資格を満たしに行くことを考えるわけですね。一先ず2S終了時とします。
私が今いる東大前期教養課程理科一類で考えると、必修科目では
- 構造化学(2)
- 物性化学(2)
- 基礎実験化学(1or2)
の5~6単位が「化学に関する授業科目」に該当します。全然足りませんね。因みに私は1A基礎実験で化学に当たれなかったのと2S2実験を取る予定がないので5単位です(何で落ちた)。
私はココに1A終了時点で
の9単位が確定しています。このままだと計14単位なので、2S2の基礎実験を取るか何らかの化学系の講義を追加で履修するかすれば一応要件は満たせることになります。
ということで、理一生でも化学系に興味があって講義をそこそこ取っている人なら無理なくクリアできるラインではないかなぁ、と思います。