MacBook Air から Mac OS が消えた日

というわけで

だから私は Apple という企業が嫌いだ。

経緯

私は大学入学時に買ってもらった MacBook Air を完全に持て余していて。全てはこのゴミの擬人化こと macOS が使いにくすぎることに起因します。ゴリゴリの開発者レベルまで行くと macOS の方が好ましかったりする場合もあるらしいですが、ちょっと中に潜ってイジって遊んだりするタイプの人間としては、macOS よりも Windows の方が楽しいし馴染みがあるので。

使わないぐらいなら WindowsBoot Camp で入れてあげれば良いじゃんとなりまして。ただ、Boot Camp をする場合はなけなしの250 GB内部ストレージを macOSWindows で分け合う事になります。一応残すだけという立ち位置の macOS なんて SSD の片隅に追いやれば良いじゃんと思うわけですが、過去なんだかんだで macOS で頑張ろうとした名残としての

達の残骸が転がってて処理が面倒だったんですね。

macOS 内のお掃除が面倒ならクリーンインストールすれば良いじゃない」と脳内のマリー・アントワネット様からのお告げが来たので、macOSクリーンインストールに踏み切りました。

なお、この時既に某アル中の動画のせいか濃くなってしまった1:1.5ぐらいのハイボールを飲んでいたことを追記しておきます。

失敗-1 あるいは不幸中の幸い

手順ミス。

実は先日一度 Boot Camp を試していたので、その環境が残ったままでした。理想的な手順は

今の macOS 上で Boot Camp をリセット、Windows に割り当てた領域を回収する
macOSクリーンインストールする
⇒再度 Boot CampWindows に先より多く領域を割り当てる

なのですが、何を思ったか Boot Camp をリセットし忘れて先に macOSクリーンインストールを始めてしまったんですね。コレはこの時点では失敗なのですが、次の失敗-2の中で逆にこの手順ミスで救われる場面が出てきます。

失敗-2 あるいは失敗-1の昇華

Mac OS の起動インストーラディスクを作成していなかった。

Windowsクリーンインストールは経験があり、Mac OS でも手順を見る限り然程苦労は無いだろうと思って取り掛かりました。この時、万が一に備えて Mac OS が生きている間に起動インストーラディスクを作成しておくべきでした。Windowsクリーンインストールするよりも前から緊急時用に Windows インストールディスクは作ってありましたけど、普段使わない macOS はそういうの全然やってなかったんですね。

何が事故ったかと言うと、ディスクのフォーマットまでは無事に進みましたが、Mac OS を再インストールする段階になって急に「インストーラリソースが見つかりません」と言い出しました。まぁこういうのは再起動してあげれば動くでしょうと思ってそうしようとするも、起動ディスクの候補には BOOTCAMP しか無いんですね。これ、失敗-1で消し飛ばし忘れた Windows 環境ですね。

そう、失敗-1のお陰で今 Windows が動いている……(と思う)んですよね。そうでもないのかも知れんけど。というか Boot Camp のせいで起動インストーラディスクが必要になってしまい、macOS が死んだのかもしれないし。

何にせよ、コレで macOS をこの MacBook Air で動かすことができなくなりました。RIP

だから macOS が嫌いだ

Windows 上で macOS の起動インストーラディスクが作れそうにない(macOS上からじゃないと無理そう)なのゴミカス~という感じ。Mac 機なんて複数持ってないが。

MacBook Air から Mac OS が消えた日

というわけで OS が Windows しかない MacBook Air が完成しました。Boot Camp で割り当てていた領域が狭すぎたので、故 macOS で使用していた領域を消し飛ばして EaseUS Partition Master Free で C ドライブと結合しました。完全な Windows 機になったよやったね!

翌日の話

macOS を消し飛ばした翌日、Windows のセットアップとかやるかぁと思い MacBook Air を触り始めてふと、まだワンチャン有るんじゃないかなぁという気がして再度 macOSクリーンインストールに取り掛かりました。

support.apple.com

[option + ⌘ + R] をまだ試していなかったのでダメ元で試したら通りそうなところまで行き着けたんですね。昨日 Windows で殆どのストレージを占拠してしまっていたのでインストール先が無くて完遂出来ませんでしたが、その手前までは来れた感じで。

それならまだ手順がわかる今のうちにこのパソコンの片隅で macOS を復活させようかと、再度 EaseUS Partition Master Free を使って今度は C ドライブから50 GBほど切り出して macOS 用にパーティション分割しました。

フォーマットの話とかで若干グダリましたが、そこはいい感じにアレコレして無事 macOS がインストール出来てしまいましたとさ。

酔った状態でパソコンの重要な作業はするもんじゃないね。

その後

Boot CampWindows を使う際、Boot Camp によるお膳立てで MacBook Airタッチパッド等のドライバーはいい感じに揃えてもらえますが、ちょっとした欠陥があって。

Windows で普通にデバイスの設定からタッチパッドの挙動を変更しようとしても項目が全然イジれないんですね。最低限スクロールの向きさえ反転出来れば良いやと思っていたのですが(デフォルトはタブレット端末のスワイプと逆向きに動く)それも変更できず。

一先ずスクロール反転だけでも…と思い、レジストリ エディターからスクロールに関わる項目の数値変更をしたんですが今度は左右の反転に気付いて。まぁ左右を使うタイミングはそれ程多くないから良いっちゃ良いけど……

他にも、MacBook Air における唯一の褒めポイントである多種多様なジェスチャーも使えず(スワイプでブラウザの[戻る]が出来たり)、微妙だなぁ……って。

それを解決してくれたのが、この
github.com
です。

ちゃんとインストールするだけでタッチパッドmacOS での挙動と全く同じ挙動をしてくれるようになりました。うーん強い。

他にも、普段使いの Windows に合わせるために Google 日本語入力で設定をインポートしたり、KeySwap で control と caps を入れ替えたりして無事調整完了です。

最後に

MacBook AirWindows が入ったお陰で使用頻度は上がりそうですね。さて次に macOS を起動するのはいつになるでしょうか。

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