UTAS シラバスへのリンクとかの話

というわけで

そろそろ A セメも始まりますね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。私は夏休みを虚空に放り込んで終わりました。

マジで無理矢理にでも定期的に大きめの本屋にでも行って空気吸わないと腐っちゃいますね、と先日久々に本屋に行って思いました。S セメ中とは言わずも夏休みに入って直ぐに行ってれば良かったなぁ(反実仮想)。失った時間はもう戻ってこないんやなって。

講義管理

某VID-19 の影響で実質全面オンライン化となった S セメ。特に序盤の UTAS・ITC-LMS 周りのトラブルは悲惨でしたね。私の4月上旬の Tweet を漁っても色々当時の様子が見て取れそう。

ただでさえ激重サイトと化した UTAS・ITC-LMS もさることながら、講義情報を上げる先が教員毎にバラバラだったのが面倒さに拍車をかけてしまいました。ある教員は UTAS にしか zoom リンクを貼らない一方、ITC-LMS にしか貼らない教員も出たり。本当に面倒過ぎたので、課題等の管理をミスらないためにも Google Spread Sheet で時間割を組んだんですね。3S だとこんな感じに。

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(こう見るとスカスカな錯覚を得ますね(コレは罠で、火木金の午後は実験が入れ替わりで入ってただけ))

リンクが見切れてるのは、公開に際して講義情報が流出しないように~じゃなくて、元からです。各講義の zoom・UTAS・ITC-LMS リンクであることが分かれば必要十分なので。

zoom リンクに関しては、UTAS や ITC-LMS 等から得た最新のリンクを手動更新していました。

UTAS リンクに関しては、後述のパーマリンクを使っていました。

ITC-LMS リンクに関しては、普通に ITC-LMS で講義ページを開いた際のリンクを使っていました。

Google Spread Sheet の利点は、ほぼワンクリック(正確にはカーソル合わせて出てくるポップアップをクリック)で直ぐにページに飛べる点ですね。なお久しぶりにリンクへ飛ぶ場合は UTAS へのログインを求められますがね。とはいえブラウザにログイン情報を保存してあれば1回クリックするだけでログイン出来るでしょうからまぁ問題なし。リンク無ければログインしてから更に履修~とやらないといけないですし。必ず既に Crome を開いた状態で始まるから一々 Excel を開く必要も無くて便利でした。

3A も実験以外はオンライン化が決定したので、同様の時間割を組もうとしたわけですが……

本題-UTAS シラバスへのリンク

UTAS シラバスへのリンクって少々面倒なんですよね。例えば今 UTAS にログインして講義αのシラバスを開き、そのリンクを保存してみましょう。それって一定時間が経過するとリンク切れになっちゃうんですよね。なので、単に UTAS シラバスを開いてリンクを取得~とは行きません。ITC-LMS と違って素直じゃないなぁ。

で、実はコレを回避出来るパーマリンクというのが有りまして、コレを使えば時間経過に関わらず UTAS シラバスに一発でアクセス出来ます。そのリンクの見つけ方を忘れたので無理やり作ったって話ですね。

パーマリンクの構造

パーマリンクの構造は以下のようになります。

"https://utas.adm.u-tokyo.ac.jp/campusweb/campussquare.do?_flowId=SYW0001000-flow&sso_linkcd=lms&lms_j_cd=2020_01_" & "[科目番号]" & "&lms_c_cd=[自分の共通ID]"

以下で少し解説を加えます。

"https ~ 2020_01_"

おまじない。因みに、末尾の

01

の部分は割と好きな数字で良さそうですね。何なんだコレ。

"[科目番号]"

[科目番号]は、

XAB-CD1001L2

みたいなヤツです。

後期課程の学部便覧でも見れますが、ITC-LMS リンクの一部にも含まれます。後の[パーマリンクの生成]で ITC-LMS リンクから抜き出す手順を示します。

"&lms_c_cd=[自分の共通ID]"

[自分の共通ID]は、学内 PC にログインする時に使ったりする10桁のアレですね。

パーマリンクの生成

下のセルに同一科目の ITC-LMS リンクを配置している私の時間割の構造を利用して、関数で UTAS リンクを自動生成します。大したことではなく本当に簡単な話なのですが。

適当なセル2つ(α, βとします)にそれぞれ

α
https://utas.adm.u-tokyo.ac.jp/campusweb/campussquare.do?_flowId=SYW0001000-flow&sso_linkcd=lms&lms_j_cd=2020_01_
β
&lms_c_cd=[自分の共通ID]

と打ち込んでおいて、UTAS リンクを置きたいセル(γとします)に、

γ
=α & left(right(δ, 16), 12) & β

と打ち込むだけですね。ここで、δは ITC-LMS リンクを置いてあるセルです。私の場合はγの1つ下になるので、一つの UTAS リンクセルで作ってしまえば後はコピーすれば Google Spread Sheet が空気読んで合わせてくれるので、全講義で完成しますね。本当に大したことないです。

こぼれ話

こんな感じで UTAS シラバスパーマリンクを生成は出来ましたが、こんなことをせずに直接得ていた S セメの私は一体どうやって……

UTAS シラバスパーマリンクの存在を知るキッカケとして思い当たる節があったのでアマゾンの奥地へと旅立って来た所、どうやら授業カタログ辺りで得られたみたいなんですね。

で、その授業カタログとやらを見に行ってみたら……

catalog.he.u-tokyo.ac.jp

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だそうで。

最後に

まぁ UTAS シラバスパーマリンクを作るか否かは別として、Google Spread Sheet でオンライン講義の管理するのはオススメですよ。因みに、リンクは文字列としてはクッソ長くてはみ出しがちなので、Google Spread Sheet の設定で

表示形式 → テキストの折り返し → 切り詰める

にしておくと捗ります。

記事の内容に関して何かありましたら、コメントなり私のTwitterアカウント[@sGya_youtoo]までご連絡なり頂ければ幸いです。